風

[橋口洋平 セルフライナーノーツ]
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「風」
子供の頃
深夜に遠く車の走る音が聞こえて
誰かが起きて働いてることに安心して
眠りにつけた記憶があります。

時に冷たく突き放してくるこの街が
急に包み込むような優しさを纏う瞬間が
たまらなく好きです。

大勢の中の一人でいることの
切なさと心地良さを
今さら両方歌いたくなったのは何故なのか
この歌を歌いながら
その理由を見つけていきたいと思います。
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